2009.6.7【小原定例活動】

今回は参加者も多く、皆で協力しつつ活動しました。とてもいい天気で気温もぐんと上がり、皆汗をかきながら作業していました。今日は、残していた木を玉切りして、その後材下ろしをしました。また、午後には径路作りの方の作業も一部行いました

□■つくる■□
[材の玉切りと材下ろし]午前中から、前回の嵐山の活動の続きとして、残っていた木を玉切りして、その後材下ろしをしました。太い木もありましたが、枕木やスリングを使うなど、玉切り・材下ろしの作業をスムーズに進められるようにやっていました。午後は、最初の方は材の作業と径路づくりで分かれましたが、時間の都合で後半の方は全員で材下ろしにあたり、材を無事に運び出すことができました。

[径路づくり]佐々木さんから、径路を作り直した方がいいとの指摘があり、午後に分かれた径路作りの方では、径路の杭を打ち直して、階段の幅を広くし、段と段との間隔が狭くなるよう直しました。また、雨で土が流れるのを防ぐために、階段部分にヒノキの葉を敷き詰めました。
活動写真
 ↑径路づくり‐杭の打ち直し作業。杭は佐々木さんが作ってくださいました。

※さらに今回は、6月20・21日に行われるSave The Future関連で、東京ビデオセンターの方が取材に来られました。今回の様子は当日21日にNHKにて放送されました。
活動写真
↑間伐材時計の作製手順の紹介。

 
2009.6.20〜21【Save The Future】  

coming soon…

 
2009.6.21【嵐山定例活動】

■□知る□■
今回は天候も悪く雨が降っていましたが、雨の日の山も楽しもうとのことで活動は実施されました。さて、今回の活動では作業はやらず、麻布大学の原田公先生のゼミ生の方たちと嵐山を歩き日本の森を知ってもらうために案内をしました。原田先生のゼミでは海外の森林を主体にしているので、この機会に日本の森を知ってもらういい機会にもなりました。
佐々木さんや斉藤さんがB地点についての説、森の生物、間伐についての詳しい説明などをなさいました。今回は、様々な視点で嵐山を見ることができたと思います。登っていくたびに生えてくる植物も景色も変わってきました。とげのある植物が増えてきたり、木イチゴなどの木の実を食べるなど、実際に上へ行ってみないとわからないものがありました。雨の日の影響もあってか蛇やかえるなどの生物に見ることができました。今回の活動はFOREST NOVA☆一年生にとっても嵐山を知るいい機会になったと思います。
午後は原田先生にインドネシアの泥炭地林ついてのパワーポインターを見せていただきました。インドネシアの森林事情について、考えることができ、とても参考になる説明をしていただきました。
活動写真

今後の参考のために先生とゼミ生の方々の感想を聞きました。
ゼミ生の方たちの感想
・ 森ノバのやっていることを知れてよかった。
・ 山道を歩くのはきつかった、大学生が選伐したり、木を切ったりするのがすごいと思った。
・ 蛇にびっくりした、森ノバが大変そうだった。
・ 道なき道を行き間伐するのがすごいと思った。
・ 木を切るときに生態系について考えているのですごいと思った。
・ 林業について色々知れてよかった。
原田先生の感想
・ 材としてつながっているから国内林業を見せていただいてよかった。
様々な感想をいただきました。ありがとうございました!!

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