2008.09.07【小原定例活動】

初の活動報告を担当します麻布大学1年のゆーみんです☆
最初って肝心ですよね・・よろしくお願いします!

9月7日は小原本陣の森で活動がありました!
今回参加したForest Nova☆からの活動メンバーは4名で今年の最小人数でした!す、少ない・・
人数が少なくてさみしい感じでしたが、それには負けず劣らず楽しく活動できたと思います☆
《つくる》
午前中は小原にある沢の水量を調査するために、沢に流量計を設置しました。
緑のダム(Forest Nova☆がお世話になっているNPOです)が森林経営の指導を受けている東林業さんから、沢がある場所は尾根が急であるため、開発前の沢の水量の調査データを残しておくことがのちの森づくりに活かせるということで今回設置することになりました。
流量計を設置する際、地面を平らにするために大きな石をどけたり、水が横に漏れ出ないように小石や砂利を探したりとしているうちに、気づけばスニーカーはびしょびしょに(笑)

あ!今回明らかになったんですが川田さんは東大の工学部出身らしいです!お、おそるべし・・

活動写真
午後は小原にある中里山の入り口付近で下草刈りを行いました。主にアオキを刈ったり、アブラチャンの枝の剪定をしました。
日が当たるところは特にツルやら、枝やらで藪になっていてかなり切りがいがありました。
切った後は見晴らしが良くなり、とても景観が変わったので作業したなってすごく感じられました☆
中里山は結構な急斜面なので作業するのが少し大変でした・・滑る滑る・・

ここでも川田さんに木の剪定の仕方を教わりました。
木の枝の剪定は、太い枝の方を枝分かれしているところから5mmくらいのところで切ると、ちょうどいいらしいです。

また、ここでは昔間伐した木が斜面に縦向きに置かれていて、これは水が流れる通り道をつくってしまい土砂が崩れる原因にもなるため、土留めをするためにこれらの木を横向きに直したりしました。
活動写真


今回の作業は以上です☆
私的に今までの活動でつなぎが一番汚れた一日でした!その分充実してて良かったと思います!
2008.09.09 【B地点植生調査】

今日は定例活動日ではありませんが、植生調査を進めるために活動日にしました。
FNでは嵐山でB地点という1haほどの地域で自分達で施行計画から立てて森作りをさせていただけることになり、現状把握と施行前後の植生の比較の為に植生調査をおこなっています。
本当は結構参加者がいたのですが、予定が合わなかったりロフトから飛び降りて捻挫した人が出たりして、結局4人での活動になりました笑

《知る》
午前も午後も植生調査の1日でした。
前回までの活動で10m×10mの調査区を張り終わり、樹冠投影図、毎木調査、下層植生の調査を行っていたのですが、初めての事だらけでなかなか進みません笑
4人しかいなかったので下層植生の調査はやらず、2人ずつに分かれ、ひたすら樹冠投影図班は枝の広がりを図面に記録し、毎木調査班は葉の写真を撮り、樹高を測りましたФ(. .)
3時過ぎまで作業を行い、なんとか樹冠投影図と毎木調査を終わらせることが出来ました!!
次回からは下層植生の調査と2つ目の調査区を張りにいきたいと思います♪

《いかす》
植生調査を切り上げたあと、木の時計の文字盤につかうコナラの実(きれいな茶色のどんぐりです)を採りに嵐山の尾根沿いを登っていきました。
コナラの実は、この時期まだ青いうちに下にたくさん落ちています。しかも、なぜか葉っぱがついた枝ごと落ちている実が多いんです。これは葉っぱを羽代わりにして風で遠くまで運んでもらう為の木の知恵だと、FNがとってもお世話になっている佐々木さんから教えてもらいました。実がある程度大きくなると、枝の一部をあらかじめ弱くしておいて、強い風が吹くとその場所からポキっと折れて飛んでいきます。すごいですね・・・!
いっぱいどんぐりを拾ったところで、山での活動は終了しました。
写真は頂上で見つけたキノコと、階段を元気に駆け上るFN代表です☆
活動写真活動写真

そしてこの日は活動が終わった後に、5日後に控えた川崎ネイチャーフェスティバルに備えて買出しに行きました。川崎ネイチャーフェスティバルは、木を使うことは森を守ること、を発信していく催しです。
FNでは木の時計、竹でバームクーヘン作り、のこ引き体験の3つを出展し、パネル展示も行う予定です。
業務用の食材が売っているお店に行き、卵や牛乳を大量に買い込みました☆
特に卵の量はやばいです(笑)

こんな感じで長い一日が終わりました(^^*)
2008.09.14【川崎ネイチャーフェスティバル】 

9月14日に川崎ネイチャーフェスティバルに参加しました。
ネイチャーフェスティバルとは、市民やNPO、企業、政府が協力して「ふるさとの森」をつくり、川崎市の水源の森を再生するために、「木を使い、森を守ること」を人々に伝えるイベントです。
今回、Forest Nova☆としては森をいかすとして、NPO法人緑のダム北相模と共同で出展しました。
出展内容は、バウムクーヘン作りと木の時計作り、のこ引き体験、パネル展示でした。

◆バウムクーヘン作り
バウムクーヘンは嵐山で取れた竹とFN特性の生地で作りました。
これは、火を起こすときの木材の利用や、年輪を重ねてだんだんと大きくなっていく木をイメージしてもらうことによって自然や森林の価値を高め、興味をもってもらうことが目的でした
活動写真

◆木の時計作り
木の時計はFNが森の整備の際に間伐して出た木を使って作りました。
これは、木の時計を売る→資金を得る→その資金で整備をするといった循環から木を使うことは森を守ることと言う事を発信すること。それと、木が時計になったー!!で自然の価値を高めることが目的でした
活動写真

◆のこ引き体験
のこ引き体験は、木を切ることの難しさを体験してもらい、時計の価値を高めることが目的でした。切り終えたときの達成感はまさに「きもてぃー」でした
活動写真

◆パネル展示
パネル展示は木を切ることは森を守ることを発信する予定でしたが、当日は各ブースが大忙しで実際はあまり説明できませんでした…
来年は説明出来るように頑張ります!!


こんな感じで長い長い長い1日が終わったのでした。
初めてでわからないことだらけでしたが、優しい先輩方に助けてもらい何とか成し遂げられました??笑 でも進化できたことは間違いなしです!
これからも頑張っていきます♪

 
2008.09.15 【B地点植生調査】
今回担当することになりました、武蔵工業大学1年のコバっちです。
少しの間ですが、宜しくお願いします。

9月9日の活動は、植生調査を目的として行われた、定例活動とは別枠の活動です。こういう定例活動外の緑のダムさんに関係がある活動では、交通費が出るそうです。きっちり利用していきましょう!
ちなみに、植生調査とは、その場所ではどのような植物、樹木が生えているのか、そしてその割合を調べることで、Forest Nova☆では、嵐山のB地点と呼ばれている場所を任されているのですが、その場所の施行前後の植生の比較、現状把握のために行われています。
現在は主に、樹高調査(その木の種類を写真を撮って後で図鑑を使って確認し、出来る範囲で木の高さを調べて、数字を書いたテープをはる)、樹冠投影図(どの木がどこにあって、葉がどのように広がっているのか図示する)、下草調査(小さな調査区を別につくって、その中にある下草の種類を調べる)といったことをしています。

今回の活動人数は4名+佐々木さんでした。夏休み中でもみんな忙しそうですね・・・。
佐々木さんは、緑のダムの方なのですが、私たちForest Nova☆の保護者のような人で、いろいろとお世話になっていますm(_ _)m

今回の活動の流れは簡潔に示すと次のようになっています。
集合&準備→調査地点へ→植生調査→さらに登って見晴らしの良い場所で昼食タイム→頂上へ→どんぐり拾い→下山

《知る》
今回の『森を知る』の活動は、植生調査です!植生調査は、山での活動としては3度目で、ここに書くのは初めてなものでおさらい・・・をするべきなのでしょうが、2度目の作業には参加していないもので、1度目の作業の内容だけ少しおさらいします。8月17日に行われた最初の植生調査では、一つ目の調査区域の決定、樹木調査、樹冠投影図、下草調査を少しだけやりました。2度目の内容は9日の記事を見てください☆

この日は、樹冠投影図と下草調査を二人一組で行いました。この作業で樹冠投影図は完成、下草調査は生えている植物の撮影とどの場所に生えているのかの図をつくっていたようです。このとき樹冠投影図をつくっていたのですが、高い木ともなると、葉の広がり具合を見るのが大変です。・・・(゜_゜i)・・・
この作業中、私は滑って滑って大変でした・・・。が、頑張って歩き方に慣れておかねば・・・。
今回の『森を知る』の作業は以上です。

その後、ある人曰く気持T場所で昼食を食べました。
   ワタシハチュウショクヲシタニオイテキマシタ。
蚊はいつまで大量にいるのでしょうね。虫除けスプレー付けていても刺されるのですが。(-””-;)

頂上に登ったあとはどんぐり拾いタイムです。9月14日に行われた川崎ネイチャーフェスティバルで木の時計の材料に使われました。これ書いているのが9月17日なので既に過去形なのですが・・・。あと、麻布大学での学祭にも使われるらしいです。葉っぱごと。

これで、今回の活動は以上です。読んでくださってありがとうございました!!

2008.09.21 【嵐山定例活動】 
今日は、雨の中の活動だったに〜  まぁ、森の中は雨じゃなくて滴がふるけんね〜、はい今回はB地点で植生調査の続きでした(^O^)/急斜面&雨の極限状態での活動でした。

《いかす》
午前中はガソリンと塗料スプレーを買いに行き、午後はベンチの補修をしました。
学んだことについては、ガソリンを入れる時に空気弁(ガソリンを入れるポリタンクについている。これを締めたままだと中身が出てこない)を緩める、ガソリンを使う時は火に注意(気化したガソリンに静電気やタバコの火が引火する恐れがある)

ベンチの補修について
ベンチは人が長時間座ったことによって足が飛び出してしまった。これは湿度によって木の体積が変わったことである。予防策として、足となる枝を最低1カ月は乾燥させるべき、足となる枝をけずってから、上から叩くことで木材を引き締め、ここではめて湿気でふくらみ、しっかりと固定させる。

どんぐり拾い
ago(吾郷)とwacky(宮脇)はドングリを拾いに40度近くある斜面を駆け上がりました。もしすべって転げ落ちれば、数回亡くなることが可能です。
頂上は異常なほど、ホント狂おしいほどの蚊の量でした。この季節にあれほどの蚊がいるもんなのか?と思いました。肝心のドングリは大半虫食いでしたが、なんとかなんとか拾ったつもりです。これもすべて学園祭のためです。木の時計に使うんでね〜(^.^)/^^^

《知る》
今回は日大の桜井先生という植物に詳しい先生が半年振りにいらっしゃっていて、私たちの行っているB地点の植生調査を見ていただき、アドバイスなどをもらうことが出来ました。
午前中は桜井先生に付き添ってもらい、2つある調査区を山の下側にある方から見て行き、いろいろお話を頂きました。

活動写真

そこで間伐をする際はきちっとデータや数値を基にして間伐する量を決めていかなければいけないのだと教えられました。目分量です、じゃ誰も納得しないってことです(><)
午後、桜井先生が先に下りたあとも2つ目の調査区で植生調査の続きを行いました。1つ目の調査区では、下層植生を調査する前に土壌を踏み荒らしてしまったことを反省し、下層植生を調べるための1m×1mの調査区の設置から行いました。
この2つ目の調査区は1つめの調査区よりだいぶ斜面がきついので、一つ一つの作業にすごく時間がかかります(’’:)
やっと毎木調査と樹冠投影図の作成に入れましたが、残り時間も少なかったのであまり進みませんでした。
植生調査、大変です笑

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